『貴方解剖純愛歌~死ね~』でデビューして以来、数々の賞を受賞し、オリコンチャートでもよく見かける、今最も勢いのある女性シンガーと言える「あいみょん」さんの天才的な才能について解説します。
あいみょんは天才なのか?そう言える理由は?
デビューして間もなく若い世代で人気を獲得して以来、そのキャッチーなメロディーや絶妙なワードセンスで今や老若男女問わず支持される、カリスマ的シンガーソングライターの「あいみょん」さん。
自身最大のヒット曲である『マリーゴールド』はYouTubeでの再生が2.6億回を超えています。
また自身の楽曲のみならず、他のアーティストや映画、ドラマにも楽曲提供をしており、数々の業界関係者からその天才的な才能を評価されているそうです。
あいみょんのプロフィール

名前 | あいみょん |
本名 | 非公開 |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
年齢 | 1995年生まれ26歳 |
身長 | 161㎝ |
主な受賞歴 | 第61回輝く!日本レコード大賞:優秀アルバムー『瞬間的シックスセンス』
MTV Video Music Award Japan:最優秀アーティストビデオ賞『今夜このまま』など |
(2021年12月現在)
あいみょんが天才と言われる理由
理由その① 中学生の時から作詞作曲をしている
「あいみょんさん」には、音楽関係の仕事をしていたお父さんと元々歌手を目指していたおばあさんがおり、小さい頃から音楽に触れる機会が多かったそうです。
そうしてお父さんやおばあさんの影響を受けた「あいみょん」さんは、中学生の時に作詞作曲を始めました。
この時、アコースティックギターを使ってカバーをした「尾崎豊」さんや「スピッツ」さんはといった自分とは異なる性ゆえに正反対の感性で言葉を選ぶ男性シンガーは、彼女の音楽性に大きな影響を与えました。
自分の楽屋前で撮れよ!
って写真ですが。
名前見つけるだけで、もう、嬉しくて。
つい、こっそり。
初めてのFNS歌謡祭、今夜です。
宜しくお願いしますー!
スピッツにも、ハート。 pic.twitter.com/bActaEouyo— あいみょん (@aimyonGtter) December 8, 2021
また高校在学中に地元の友達が応募したオーディションでは決勝まで進んでおり、10代の頃からその才能を輝かせています。
そして高校卒業後、上記に書いたオーディションの映像を見た事務所の人が、Twitterから本人に連絡を取ったことによりデビューが決まったそうです。
ちなみに、当時のプロデューサーから「正式に所属するまで50曲ほど作ってみて」と言われ、なんと指定された2倍以上の130曲ほどの楽曲を作成したそうです!
その130の楽曲は、恋愛や性的心理、親子の絆、死生観など、幅広いテーマで書かれています。
理由その② 男性目線で描かれる恋愛模様
前述した通り、「あいみょん」さんの音楽のルーツは「尾崎豊」さんや「スピッツ」さんを始めとした男性シンガーにあります。
特に旋律より歌詞を重視し、比喩表現が上手な芸術家を好むようで、フォークソングが好きなようです。
そのため最初に目指していた音楽性も「小沢健二」や「フリッパーズ・ギター」のようなものだったそうです。
では、なぜ彼女はこのような男性シンガーを好むのかというと、彼女は「好きな女性に対する男性の必死な様」が好きで、憧れを抱いているかららしいです!
男性目線の歌なら男性も共感できるところがあるでしょうし、これが彼女が男女問わず愛される理由でしょう!
それにしても、女性である「あいみょん」さんが自身とは異なる性を持ち、自身とは正反対の感性で言葉を選ぶ男性の目線で歌詞を書くのは、なかなかに難しいことであり、ここにも彼女の才能が現れていますね!
理由その③ 柴那典から絶賛
「あいみょん」さんは、音楽ジャーナリストの柴那典さんから“あいみょんはストリーミングサービスから出てきた最初のスター”だと語り、その天才的な才能を認められ、絶賛されています。
また、柴那典さんは“あいみょんは平成最後に浜田省吾を受け継いだJ.GIRLであり、ようやく登場したミスチルとスピッツの正統後継者説”を唱えています。
理由その④ センスが良い
彼女が幅広い世代で支持される一番の要因はそのセンスの高さと言えるでしょう。
「あいみょん」さんは現在26歳でまだまだ若いですので、若者の新鮮な感受性から綴られるストレートな表現に、同世代の若者は共感し、心惹かれるのでしょう。
そして、往年の歌謡曲を彷彿とさせるシンプルなサウンドと懐かしい情景や言葉で若者だけでなく、30代~50代の大人をもひきつけます。
『裸の心』では、イントロから静かなピアノの音色が印象的なスローバラードですが、アコースティックギターや鍵盤ハーモニカを使った演奏は、どこか懐かしさを感じさせます。
また、彼女が作る楽曲には一貫性があり、どの曲も演出がワンパターンなのです。
ワンパターンと聞くと、一見つまらないように聞こえますが、音楽にとってワンパターンの演出というのは重要で、これにより印象に残りやすくなったり、認知されやすくなります。
しかし、前述した通りワンパターンの演出は行き過ぎると変化が無さ過ぎて飽きられてしまうので、絶妙なさじ加減が必要となります。
「あいみょん」さんはそのさじ加減がとてつもなく上手で神がかっているのです!
そして彼女の恐ろしいところは、毎年少しづつ変わる時代の流れに合わせて曲を書いているところです。
この誰もが共感できるワードセンスと聴き馴染みの良いサウンド、そして時代に合ったテーマ。
これが異例の大ヒットを記録している要因と言えるでしょう!
最新情報
アリーナツアー&初のファンクラブライブ開催決定
メジャーデビュー5周年を迎えた「あいみょん」さんが、来年2022年の1月20日より全国アリーナツアー及び、自身初となるファンクラブツアーを開催することが決定しました。
6年目もツアーめちゃ、やるます!
楽しみ。楽しみ。楽しみ。
あー。生きるぞ〜〜〜〜。 pic.twitter.com/qJKAwRTnIr— あいみょん (@aimyonGtter) December 2, 2021
まとめ

近年、TikTokやYoutubeのshort動画などが流行り、日本のSNS業界では、数秒で耳に残るキャッチーなメロディーや、奇抜なワンフレーズに依存するようになり、「一発屋」に近い楽曲が量産されるようになりました。
しかし、いわゆる「バズるアーティスト」は短命でブームが終わると姿を消し、2曲目以降のヒットは困難になります。
そんな中「あいみょん」さんは、ソロアーティストによる1億回再生突破作品を5曲持ち、何年にも渡ってヒットチャートの上位にランクインしています。
時代の先を見据えて、常に私たちが求める歌を歌い続けてくれる天才シンガーソングライター「あいみょん」さんに、今後もますます目が離せません!
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